コメントありがとうございました!
私が所属していた演劇部では、のんさんがおっしゃるのと同じ理由で、
「透く、頂き、香ひ」
と覚えていたのを思い出しました。
どっちも通用しているようですね。うーん。
思うに、「透頂香」は元々中国由来の薬名。
中国の文法に従うならば、目的語の前に述語がくるのですね。英語と似ています。
つまり「透く」(述語)+「頂き」(目的語)ですね。
ところがこれを日本語として読み下すときには、述語を最後にもっていかなきゃならない。
漢文の授業で習った「レ点」を使って、語順をひっくり返すわけですね。
つまり「頂(から)透(く)香」(冠から滲み漏れてくる香)、という語順になります。
ということで、そのまんま中国語っぽく読ませるなら「透く、頂き、香ひ」でよいと思うのですが、
日本語で解説しようとするなら「頂き、透く、香ひ」の順に「訳す」とよいのではないかと思いました。
検証不足の私見で申し訳ないです。
よろしければのんさんの思われるところもどんどんお聞かせくださいね。
こういう考察大好き。ありがとございます!